レイキとは? レイキとは、知らなくても日常から皆さんの身体を無意識で流れている身近なエネルギーです。全ての生き物に共通したエネルギー。不調や病気の時、元気のないとき、メンタルに疲れているとき、流れるレイキを増やしてあげると、自己治癒力がパワーアップして自然に良くなります。
この身近だけど不思議なレイキのことを、レイキマスターの仁科まさきがご説明してきます。
〇レイキは手から無意識で出る
〇気功とは実は正反対
〇優しく手を当てるだけ
〇誰にでも出来る
〇治そうとしない
〇受けるとどんな感じ?
〇自然にありのままで自由で良い
〇相手の悪いところが分かる
〇日常的で現実的なもの
〇スピリチュアルな効果も
〇欧米では大学で教えられている
実はレイキのことを全く知らなくても、みなさんにはレイキが多少とも流れています。さらに人間に限らず生き物であればレイキが流れています。これは無意識で起こる自然な現象です。私達は生物は物理的な栄養素だけで活動してると考えがちですが、それ以外に「気」のエネルギーが必要なのです。
レイキとは、無意識で手から出てくるエネルギー。誰でも使える自然な気です。そして、手を当ててレイキを送ると、色々な作用が起こります。緊張を静めたり、ストレスを軽くしたり、そんなことから、心身の不調、病気、心身症、ケガと非常に幅広い用途があります。
何かを念じたり、力んだり、イメージングしたり、そんなことをしなくても、リラックスしていると、自然に無意識に手からレイキが出ます。これは、実は誰の体でも起こっていることで、特別なエネルギーではありません。誰でも多少ともなり、レイキが流れているのです。
つまり、心身が不調になったときに、足りない分を補ってあげると、それで回復が起こる、本来の治癒力が戻ってくる、そんな自然なものです。不足しているものを外から補ってあげるのがレイキセラピーです。
気功は皆さんよくご存じと思います。気功は、気功師さんが、自分の体力・気力から作り出して、自分の「気」を貯めて、相手に送るものです。レイキの場合も「気」を送るのですが、レイキは送り手個人の気ではなく、まわりある自然の気が流れるという感じです。その源は自然からであり、送り手は単にそれを受け取って相手に送る、一種のパイプ役になるということです。必要な箇所に手を当てると、その部分がレイキを吸ってくれるのです。
レイキ | 気功 | |
エネルギー源 | 自然 | 人間個人 |
意識 | 無意識で出て行く | 意識して送る |
意図 | 意図がない | 具体的な意図あり |
訓練 | 不要 | 修行が必要 |
疲労度 | むしろ元気になる | 体力気力を消耗 |
「自然な気」というとなんとなく頼りない感じですが、それが全く違うのです。この自然な気、レイキは私たちのまわりに充ち満ちていて、私たちの心身に大事な作用をもたらしてくれるのです。このどこにでもある、そして意図のないエネルギーが実は大きな力を持っているのです。
レイキは、ただ自然体になって、優しく手を当てるだけです。気功のように力んだり努力する必要が全くありません。送る人もリラックスして、心地よくなるのがレイキの特徴。ここに手の使い方を紹介しています。
自分でエネルギーを作り出すのではなく、自分は単にパイプ役になるだけ。セラピーやヒーリングをすることで疲れたり、自分のエネルギーを消費したり、自分を犠牲にしたりしません。加えて、他人にレイキを送ることで、自分にもレイキが流れ、相手と自分の両方が元気になり豊かになります。
レイキは、気功のように修行や訓練をして身につけるものではありません。つまり、レイキは誰でも生まれつき持っている体の生理的な機能なのです。お母さんが子供に手をあててあげるという本能的な動作に現われています。
どなたでもある程度のレイキが出ているのです。ただ、普段使っていないのでレベルが落ちたり、使い方を知らないだけなのです。アチューンメントと呼ばれる調整を受けると、この機能が活性化されて、誰でもレイキが使えるようになります。そしてそれは死ぬまで有効です。
レイキは誰でも生まれつき持っているもので、無条件で使用出来ますから、宗教や特定の団体とは無関係。国境や文化を越えた普遍性を持っています。
レイキはまわりの自然なエネルギーです。もともと具体的な意図は含まれていません。送り手は「ここを治そう」として送るのではなく、ただボーッとして送るだけです。レイキを受け取った人にどのような変化が起こるかは、受け手の人の身体に任されます。ですから、副作用や害はありませんし、妊婦・胎児にも使用できます。もともとみなさんの中にあるものを増やすだけです、そもそもお母さんの中にはレイキが流れていますから! たとえて言うと、水や空気に近いです。でも、受け手の人に任せたときに本当の変化が起きるのです。
レイキを受け取った人には、精神的・肉体的な癒しが起こり、自己治癒力が向上し、メンタルや健康上の状態に大変プラスになります。他のセラピーや代替療法にも増してレイキは精神面・感情面にも活用して行けます。(治療的効果についてはこちらをどうぞ)。
レイキを送られると、一般的には暖かい、気持ちがよいと感じます。慈愛を感じさせる深い暖かさが伝わってきます。表面的な暖かさだけではなく、身体の内側に染みこむ暖かさです。大変に心地の良いものです。手の冷たい人がレイキを送っても、受け手は温かく感じます。生理的な暖かさだけでなく、受け手の心も温かくしてくれます。人によっては心地よい涙があふれる場合もあります。
気に敏感な方は、気・エネルギーが流れてきたという感覚があるでしょう。もしも受け手に悪いところがあれば、受け手の体は治癒反応を開始して、その部分が自身で熱く感じる場合が多いです。凝っている筋肉があれば、 レイキを受けるとその凝っている筋肉が熱くなります。
レイキには影響力の強い団体、個人、あるいは標準を決めている団体などありません。世界中のレイキを使っている人が、自由にそして自律的に活動しています。協会に入ったり、年会費を払ったりする必要もありません。道具も全く使用しません。スピリチュアルな目的で使う人、治療目的で使う人、精神性を高めるために使う人、いろいろな目的で使う事が出来ます。
またレイキそのものには「~しなければならない。」「~こうしてはいけない。」「~をすると、こういう悪いことがある。」「~のようにしないと、良くないことがある。」などの禁止令がありません。これはこの世の中では非常に希です。失敗するという概念や、何かを誤って行うということもありません。レイキをすることで様々な心配から解放される面があります。
レイキは相手を癒したり、治したりするだけでなく、相手の悪い部分を感知することが出来ます。これは他の療法にはない素晴らしい特徴です。
体の悪い部分はレイキを受けると反応を起こします。その反応が送り手の手に熱感やジンジン・ピリピリとして伝わります。これを「ヒビキ」と呼びます。ヒビキを捜してゆくと病気になる前の未病の状態で見つけることが出来、そこにレイキをあてれば未病の段階で回復させられます。
また、レイキは体の内部まで容易に到達するので、内臓などの不調箇所に直接作用させられます。経絡や反射区などの知識が不要です。予防療法・家庭療法としてのとてつもないポテンシャルを持っています。詳細はここをご覧ください。レイキは米国の国立補完代替医療センターでも、有望な代替療法の一つとして研究されています。
レイキは、ヒーリングとかスピリチュアルな世界の人しか理解できない、と誤解される場合もありますが、レイキは目の前で肉体が反応し、また実感として感じ取れる非常に現実的・実用的なものです。本来は怪しさやうさんくささは全くない健全なものなのです。
さらにレイキのことをお知りになりたいときは、
拙著「マイホーム・レイキ」をお勧めいたします。
レイキは、自分の人生を豊かにし、幸せになり、多くの面で霊性の向上、素晴らしいスピリチュアリティーを育てられるようになるものです。レイキを使っていくと、あなたの人生は確実に良い方向へ変わっていきます。
香りの森では、レベル3まではこういった話はカリキュラムとしては出てきませんが、これはとても大事なことなので、ここで私の考えをまとめておきました。もちろん、アチューメント受けたら即こういう事が起こりますなどと、セールスするつもりは全くありません。講習やアチューメントはあくまで、レイキを使えるようにして差し上げる入り口に過ぎません。あとは、全てはご本人が使うかどうかにかかっています。
しかし、レイキはちゃんと使って行けば、とくに家族や友人に多く使って行けば、皆さん色々な気づきや、変化、意識改革が自然に起こり、上記のレイキのスピリチュアルな効果が少しづつですが、確実に発揮されるようになります。